睡眠時無呼吸症候群と生活習慣病

病気について

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?

 睡眠時無呼吸とは、睡眠中に生じる10秒以上の気流の停止と定義されます。睡眠時無呼吸症候群とは、“閉塞型ないし混合型無呼吸が繰り返され、しばしばいびきを伴い、睡眠の分断により過度の日中の眠気を伴う病態”と定義されています。診断基準としては、“一晩7時間の睡眠中に、30回以上の無呼吸を認める”あるいは、“1時間あたりの睡眠中の無呼吸数が5回以上”が用いられています。