治療について
CPAP(シーパップ)療法
経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP:シーパップ)は、鼻マスクを通じて持続的に陽圧をかけて、閉じている上気道を押し広げるものです。CPAPは、中等症から重症の睡眠時無呼吸の患者さんに適しており、有効性・安全性が高く最も普及している治療法です。
睡眠時無呼吸症候群 | CPAP療法 |
近年、CPAPの本体(空気供給器)が小さくなり携帯に便利で、旅行のときに持ち運ぶこともできるようになりました。健康保険適応になっている治療法ですが、定期的な外来通院が必要になります。 この治療法を行うにあたって、鼻づまりがひどい場合には空気を鼻から送り込むことが困難になりますので、うまく使用できないことがあります。この場合、鼻づまりの適切な治療を行うことが必要です。